夢で逢いましょう

こんにちは。

今日も睡魔に襲われまくり17:30まで寝ると言うもったいない時間を過ごしました。
まだ眠いです。


でも今日は夢のなかでもう二度と逢えない両親に逢えました。

うちは両親は9年前に父が、8年前に母が亡くなりました。
なのでもう二度と逢えないのです。



本日はその夢の内容を。





私がいつも通り布団で寝ていると、テレビの音がしました。

うちのテレビは壊れているので映らないはずなのに…
と、起き上がるとテレビを黙々と見ている父がいました。

なんでも鑑定団を見ていました。
生前父が大好きだった番組です。

「あ、お父さん帰ってきたんだ」
そう思いまた寝床に戻りました。


父の夢はすごく短かったです。




次は母の夢を。


やっぱりいつも通り布団で寝ていたのですが、台所からまな板のトントンという音とコンロに火をつけるカチッという音がしました。

うちの台所のコンロは物置にされてしまっていてガス線も抜いてあります。
ものが溢れ返りすぎて置場所がないのです。
いわゆるゴミ屋敷…

そんなコンロに火をつける音がしたのでゾッとして台所を見に行ったら母が料理をしていました。
見たら部屋も片付いていました。

「あ、お母さん帰ってきたんだ」

父の時と同じ反応してました。


よく見るとピーマンを細切りにしていました。
青椒肉絲を作るようでした。

「お兄ちゃん食べられないね、これ」

「お兄ちゃんにはチャーハン作るから大丈夫」

そんな話をしたあとまた私は寝床へ。



しばらくしてまた母に話しかけると、今度は「ホタテ買ってきて」と言われました。
何やら野菜炒めを作っているようで、それに入れるようでした。

買い物に行こうと思ったのですがなぜか身体が動かず。
しかも「今ここから離れたら母は居なくなってしまうかも…」という不安も脳裏に浮かびました。


結局買い物には行かず、母もその事を気にすることなく料理を続けていました。

ふとテーブルを見ると味噌汁の入った鍋が置いてありました。

「味噌汁なんて久しぶりだなぁ。うれしい」

と私が言うと母はにっこり微笑みました。


ふと久々の母に甘えたくなって、台所に立つ母に後ろから抱きつきました。

母は昔よりも痩せていました。

「お母さん痩せたね。私なんかこんなに太っちゃったんだよ」

と笑いながら言ったら母はまたにっこり微笑みました。


しばらく抱きついていたのですが、なんだかよくわからない勘で母がもう帰らなくてはいけないんだと感じました。

そうしたら涙が溢れてきて、離すまいと母を強く抱き締めました。

「…(また会うことのできる)別荘があるから…」

と母は言いました。

「…(その別荘とは)夢のなかでしょ?また逢えるよね?」

と私は問いかけました。

そのあと無言でしたが二人とも別れを惜しむようにお互いの体温を感じあっていました。

「人は幸せになるためにうまれてくるんだよね?」
「お母さんが幸せならいい…お母さんが幸せなら…」

母が帰る先で幸せに暮らせるならば、そばにいられなくてもいい…そんな気持ちで言葉を発しました。


そのあと辺りが真っ白になり、私は号泣しながら目を覚ましました。




別れは悲しかったけど、母に逢えて、母の温もりを感じられて良かったです。

いい歳した大人ですが私はいまだにマザコンです。


父との夢が短かったのは残念ですが、テレビを見ている父を見てなんだか安心したのを覚えています。





お父さん、お母さん、また夢で逢いましょう。